Shibuya.lisp Hackathon #1に参加してみた

東京に行く用事があって、何とか時間が取れそうだったので参加してみました。
ラクルのビルはとてもオシャレ。あと、正面でテスラのお店が仕上げをしていました。

とにかく、Lisp書く人が80人近くも集まったという状況がおもしろかったです。人数が人数だったので、それぞれの自己紹介とか何を作るかとかのコミットが無く始まったのだけども、むしろLispというキーワードで集まってきて、自由にその時間を過ごすということがおもしろかったと思います。

CL、GaucheScheme)、Clojure、EmacsLisp、Arc、オレLispと、適当にグループに分かれて始まりました。

自分はElisp島にいて、そこは6人のこぢんまりしたグループでした。 @maeda_さん(名古屋から!)、@tototoshiさん、@yoozoosatoさん、@mori_devさん、@imakadoくん。あとで@podhmoさんも。会場の端っこながら、わいわい騒ぎながら以下のような内容が行われました。

  • 自己紹介
  • e2wmや慣性スクロール、紹介、ハンズオンコーナー
  • ScalaIDEのEnsime紹介
    • SLIMEのバックエンドをScalaにしているらしい!
    • 現行ScalaIDEの中では一番完成度は高いが、それでもまだまだらしい。
  • eieio、widgetアプリ紹介
    • imakadoくんの英単語アプリ
  • 各員の.emacsのネタ披露会
    • Eclipseっぽくシンボルが光る、auto-highlight-symbol.elがヒット!
    • imakadoくんがそれに対抗して、スコープ内のシンボルを自動で色分けするモードを既に作ってたり
    • 自分が紹介したのは、↓のC-wでbashのように単語単位でのBackspaceとか
    • http://gist.github.com/643125
  • deferred.elのコード解説コーナー
    • これは何?から
    • defstructからchainのしくみ
    • deferred:nextからqueue経由でタスクが実行されるまでの動き
  • Elisp、マクロ座談会
    • マクロをexpandするツール
    • マクロを書く場面、程度
    • debugスペックの書き方(cl-specs.el参考)
    • いろんなアプリの状況
    • などなど

個人的には cacoo.el をconcurrent.elを使ってAPI対応して、LTに出てCacooの営業をしようとか思っていたのですが、ぜんぜん出来てませんでした。ということで、Hackathonに全然なってなかったのですが、おもしろかったのでこれはこれで良かったです。

他のチームは黙々とコーディングしていたようで、いろいろ出来てたみたいです。

初回と言うことで運営の人はお疲れ様でした。オラクルさん素敵な会場ありがとうございました。
東京は遠いのでなかなか参加できませんが、また行けるといいなと思いました。