id-manager.el
いい加減ちゃんとIDの管理をしようと思って、Emacsで動くID/Password管理ツールを作ってみました。gpgが入っていて、EasyPGやalpacaなどで自動的にファイルが暗号化される仕組みを前提にしています。UbuntuのEmacs23.1でしか試していませんが、ちょっと直せばMacやWindowsのEmacsでも動くと思います。
上のelispを適当なところにおいて、
(require 'id-manager)
します。例によってanything前提で、
(global-set-key (kbd "M-7") 'id-manager)
としておけば、M-7などで起動します。anythingで絞り込んでパスワードをコピーしたり、参照したり、変更したり出来て、とても便利みたいです。
anythingが無い場合は、idm-open-list-command でも一応それなりに使えます。使い方は idm-list-mode-map を参照してください。ごめんなさい。
IDとパスワードはデフォルトでは「~/.idm-db.gpg」に保存されます。既にたくさんIDを持っている人は、ソースのコメントにあるようなタブ区切りのファイルを作ればOKです。
EasyPGで共通鍵を使う人は、以下のような設定を入れておくと便利です。
(setq epa-file-cache-passphrase-for-symmetric-encryption t) (setenv "GPG_AGENT_INFO" nil)
一応、バッファや変数にファイルの内容が残らないように気をつけたりしましたが、専門家では無いのであまり自信がありません。平文でファイルに保存するとか、暗号化したファイルからコピペよりはましかなと思っています。パスワードの自動生成やプログラムのまずいところがあったら教えてください。